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何と言うことは無い一日。何と言うことは無い日常。
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十五夜と言えば、中秋の名月。

旧暦では八月十五日。

何とかそれまでに書ければなあ。ちょいと無理かも。でも、目標があることは悪い事では無い。

例え、一応の目標でも。

と言う訳で


      *      *      *

実ったばかりの林檎と、

金木犀の匂いを嗅ぎに、たんと豊かになった、

お月様は落ちて来る。

月の中で眠る人は、十五夜になると、帰って来る。

お月様に恋したから、お月様の中で眠りたくて。

一年一度の、地上のランデヴー。

一人ぼっちで、帰っておいで。

兎の毛の色、提灯灯して。

月影の道を渡っておいで。

桔梗の花の杯、夜露を分けてあげるから。

虫すだく、今夜はフル・オーケストラのコンサート。


憶えたばかりの歌を歌って、くるりとステップ、

月光を踏んで、

お帰りなさい。ススキが揺れる。

縁側で、窓際で、積み上げた団子を前に、転寝する

みんなの夢に、長くて虹の色のお土産話。

やがて、気短なお日様に、大空高く、

蹴り上げられるまで、

届けておくれ。


      *      *      *

イメージ・Poem。

どんなんですか。


多分、完成作品は、こうはならないでしょうが。これも、日記なので。

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河の向こうを見る少女。

偶然出逢う、同級生。

紡がれぬ、偶然。

必要としているのは、何?

必要とされているのは、誰?

生命の必然。

繰り返す、蓋然。

同じ橋を使うのか?

 

行きも帰りも、自分の足で。

越えて行くが良い。

越えるが良い。

やがて、誰かの灯が燈る。

私を呼ぶ、その声の為に。


私は、河を、渡るだろう。
 

真珠と言うよりは、オパール色の朝の光。

空腹と、自然の力で、目が覚める。

肩の寒さに、こんな季節だというのに、ふと体を震わせる。

その時。

優しく、押し戻す力。そして、言葉。

『もう少し、眠っておいで。』

。。。。再び戻って来た、抵抗しがたい眠気。
大きな無色透明な口腔に、その奥の玄妙としか呼べ様の無い、暗闇に、飲み込まれたくない。

恐ろしさに無理やり、瞼をこじ開ける。

見慣れた壁。天井。

安堵の余り、息をつく。

ああ、良かった。世界は、まだ、存続している。


悪夢の欠片。


午前中には消えてしまうが。
「で?!この、何でも箱の中身はどうする気なの?」

普段何でも思いいれのあるものは一つところに詰めて置く習慣だ。
その整理整頓には時間が掛かる。

季節ごとに、様々なものを入れておくとなると、尚更だ。

木製の丈夫な箱。

中に入っている、様々な道具。ドライフラワーなど。

自己投影かアイデンティティーの追求か。


衣食足りて礼節を知ると言う。


また、人はパンのみにて生くるにあらず。とも、言う。

思い出だけで生きていけるだろうか?

Noと答えるのもまた容易い。

では、記憶とは、人間にとって、何であるのだろうか、また、

何であり得る事が出来るのだろうか?
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