何と言うことは無い一日。何と言うことは無い日常。
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君が覚えている言葉は、遠い昔の子守唄に良く似ている。
それは、未だ、君も僕も、あの空行く風も、生まれていなかった頃の。
誰かが、愛しい人の為に歌ったほんの一節。
だから、行かないで、ここにいて。
お願いだから。お願いだから。
傍にいて。僕の傍に。
夢見た頃が有ったろう。
口ずさむ、あの頃のメロディー。
もう一度と、歌えたなら。
桜、さくら、天まで届け。
あの頃の夢、蒼い空で、清められ。
桜、さくら、一緒に歌う。
永遠と言う名の一瞬を。
刻み付け、人は、歩いて行く。
だから、悲しまないで、顔を上げて。
無理でもいい、どうか笑って。
空に花咲く、命の花。
桜、さくら、流れる歌を、
送り届けて、見届けて、
行く道の彼方、誰かがきっと。
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