何と言うことは無い一日。何と言うことは無い日常。
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古恋ふる20のお題より
光と水が必要です。
良い匂いの花が咲きます。
太陽の良く見える南の窓辺に置いて下さい。
幅広い浅緑の葉を持つ草姿を暫く楽しんだら、
薄いピンクの、両端が尖った卵形の蕾が出来上がった所で、
目当ての人に上げて下さい。
ある朝、ぽんと開いて、花は告げるでしょう。
あの人へのメッセージを。
例えば、
『ごめんなさい。』
『おめでとう。』
『ありがとう』
『いつまでも、仲良くね。』
『お疲れ様。』
etc.etc.
静かに、静かに広がって行きます。
Flower Messenger。
街の何処かに咲いています。
それが、精一杯の心のこもった、あなたへの返事。あの人からの。
けれど。
沢山咲いた中には、有るのかも知れません。
夜咲く花が。
月明かりを浴びて、星明りの元、一層薫りも高く、
誰よりも、伝えたい言葉を、何よりも届けたい人へと。
だから。
私は夜を待ちます。日の沈むのを胸をときめかせて。
ある日。私の窓に、夜、明かりが灯らなかったら。
夜咲くメッセージが、私の元へと、漂うように、
遣って来たのだと、どうか、そう、思って下さい。
宵待人の、願いです。
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此処一ヶ月ほどの間に書いた俳句を纏めて見た。
初詣
一番星に
祈りたり
*
明けまして
吐く息吐息の
白い朝
*
新春を
寿ぐ言葉を
幼子と
*
小春日の 話し相手に 花の韻(おと)。。。。
*
帆柱に
雪の纏わる
白帆かな
*
きんきんと きんきんと鳴れ 大熊座
私の乗っているスズキの軽の、ストップ・ランプ。
左が切れているのを発見した。
家の前に駐車するには、狭い私道を180度方向変換して、バックで停めるのがベスト。
バックで停めると、一階の仏間の窓に、ストップ・ランプやバック・ランプが映る。それを確認しながら、ハンドルを切る。
で、今日、ストップ・ランプが切れているのを発見した。
『何で?!右が切れているのを見つけて、換えて貰ってから、一週間そこそこしか経っていない。』
と、思ってから、セルフ突っ込み。
『それは、当たり前だ。』
中古で購入してから、ストップ・ランプは一度も換えていない。ほぼ同時に切れて、御の字と言う所だろう。
何も無いように見える日常でも、何かが起こっている。
飽きると言うのは、贅沢なのかも知れない。
左が切れているのを発見した。
家の前に駐車するには、狭い私道を180度方向変換して、バックで停めるのがベスト。
バックで停めると、一階の仏間の窓に、ストップ・ランプやバック・ランプが映る。それを確認しながら、ハンドルを切る。
で、今日、ストップ・ランプが切れているのを発見した。
『何で?!右が切れているのを見つけて、換えて貰ってから、一週間そこそこしか経っていない。』
と、思ってから、セルフ突っ込み。
『それは、当たり前だ。』
中古で購入してから、ストップ・ランプは一度も換えていない。ほぼ同時に切れて、御の字と言う所だろう。
何も無いように見える日常でも、何かが起こっている。
飽きると言うのは、贅沢なのかも知れない。
古恋ふる20のお題より
それは、花散る ただただ広い
貴人の庭でありました。
ふと私の 耳を劈きました、幼子達の歓声が
高い高い塀の外 子犬のように駆け過ぎた。
その声が、巻き上げる土ぼこりが
桜の花まで 驚かせたか 眠りを覚まさせたかと
思うほどに、
静かな 静かな庭の中。
白い囚人を見守る者は
枝垂桜 山桜 大島桜 薄墨の桜
花の匂いは、白粉の匂いを軽く吹き散らして
白い衣に 長い黒髪を背にたらし
今日ばかりは 汗もかかない、そんなあなたを
見守っていたのは、桜のように、
黙って佇む 食い入るようにあなたを見つめる、
何も出来ない 私だけ。
光る刃を取り上げた あなたの喉から緋の花びら
滝のように迸るかと見た血潮は、
意外や 朝日の如くに飛んで来た扇子で ぴたりと止まり。
生まれて初めて。
あなたの涙を流して泣くのを 私は見たのでした。
ああ ああ あなたは 死ねないのだと。
やるべき事がある人は 咲くべき時が来ない桜は
決して 決して 死ねないのだと
桜の花びらが 音を立てて、白い砂地に舞い落ち、零れ落ち。
あなたの姿が 白い桜の 若木のようでした。
それは、花散る ただただ広い
貴人の庭で起きた事。
今は、昔の、物語・・・・。
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