浅漬けな日々

きゅうり、茄子、白菜。

我が家の冷蔵庫には、三種類の浅漬けがタッパーに入って、今や遅しと出番を待っています。

大丈夫ですよ。君達は大スターですから。

絶対に忘れ去られる事だけは有りませんから、と、思いつつ、今日も、ぱりぱり、ぽりぽり。

焼きみょうばんを買って来て、茄子にも挑戦して見たのですが、さて、塩加減が難しい。

せっかち過ぎたかな。食べるのをもう少し、待っても。

でも、生でも食べられるのが、この時期の茄子。

『秋茄子は嫁に食わすな』とか。

何のかんの言いつつ、栗ご飯は食べるし、紫いもはふかすし、我が家の台所も、秋の風景。

人間は、四季を身体に取り入れて、生きている。

地球の自転と共に、日々の暮らしを営んでいる。

文明って、良いものだなあ。

いきなり、何を、言うのだろう。

浅漬け文明論かい？

そう言えば、小松左京の短編『お茶漬けの味』は、やはり、名作。

キャラクター達の、食の趣味が私と共通した所が有るのが良い、とか、書いてみたりして。

食欲の、秋です。明日は、何にしようかなあ。