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何と言うことは無い一日。何と言うことは無い日常。
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水の音って、大きいですね。

結局、目が覚めたら、雨もよいの雪景色と相成りました。

雪かきの音で、目が覚めましたから。

それにしても、一日中、屋根からどさ。ベランダからぽたぽた。落ちるわ。滑るわ。溶けたので、更に落ちるわ。

一々、驚いていられなくなりました。静かな冬の日って言うのは、つまり、晴れの日のことなのかな、と。
そういう結論が下りそうです。多分、そうです。

安房直子さんの童話で、ゆきひら鍋に、リンゴの煮たのを入れて、家の外、雪に半分くらい鍋ごと埋めて、綺麗に透明に凍ったのを頂く、と言う、凄く美味しそうな描写が有ったのですが、ゆきひら鍋を買ったら、是非やって見たい料理です。

宮沢賢治の描いた、透明な、清潔な、天よりの賜物である所の雪。
降られているその時に、天を見上げれば、幾百、幾千の雪片に見守られて、一緒に天に昇って行けそうな。この白さは、そのまま、天の潔白の証明のよう。

まだまだ、寒い日が続きそうです。出かける時に、ホッカイロが、必需品になりそう。

 

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