何と言うことは無い一日。何と言うことは無い日常。
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十五夜と言えば、中秋の名月。
旧暦では八月十五日。
何とかそれまでに書ければなあ。ちょいと無理かも。でも、目標があることは悪い事では無い。
例え、一応の目標でも。
と言う訳で
* * *
実ったばかりの林檎と、
金木犀の匂いを嗅ぎに、たんと豊かになった、
お月様は落ちて来る。
月の中で眠る人は、十五夜になると、帰って来る。
お月様に恋したから、お月様の中で眠りたくて。
一年一度の、地上のランデヴー。
一人ぼっちで、帰っておいで。
兎の毛の色、提灯灯して。
月影の道を渡っておいで。
桔梗の花の杯、夜露を分けてあげるから。
虫すだく、今夜はフル・オーケストラのコンサート。
憶えたばかりの歌を歌って、くるりとステップ、
月光を踏んで、
お帰りなさい。ススキが揺れる。
縁側で、窓際で、積み上げた団子を前に、転寝する
みんなの夢に、長くて虹の色のお土産話。
やがて、気短なお日様に、大空高く、
蹴り上げられるまで、
届けておくれ。
* * *
イメージ・Poem。
どんなんですか。
多分、完成作品は、こうはならないでしょうが。これも、日記なので。
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