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何と言うことは無い一日。何と言うことは無い日常。
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フリーライターであり、行きがかり上とは言え、アンティーク・ショップを営む事になった主人公(日本人)。
彼女+1が、勉強かつ買い入れに赴いた現代の英国で、アンティークに纏わる様々な事件に巻き込まれ、かつ自力で窮地を脱出し、出会った人々(それ以外も)と繰り広げる、ドラマを中心とした連作集。

と、短く紹介すれば、そんな所。

各章は、アンティークの名称が、タイトルに冠せられ、内容もアンティークに関する物。
まだまだ、隔靴掻痒。

とは言え、先入観どころか難しい知識など要らぬ、ライトノベルを読む積りで、するする読める方の凝らぬ短編集と言っても良い。のだが。これだけで、並々ならぬ作者の実力を感じさせる。
表紙を担当している東逸子は、好きな画家であり、内容に、若干の少女マンガを期待していたのだが、事実上の第一話である所の、『マーメイド・レース』で、まず、ぶっ飛んだ。
キャラが秀逸。いや、私がこういう男の方を愛好しているわけでは無いのだが、最近、あちらこちらでぶち当たる。何かの予兆か。そんな訳は無い。

あちらこちらに、英国の童話や民話を読んでいれば、にやりとする事請け合いのエピソードをちりばめており、また、読者も一緒にかの地を旅しているかのように思える、美しい風景描写も良い。

何か面白い本をと言われれば、薦めるにやぶさかでは無い。

     
                        “KKベストセラーズ”刊    2002年初版

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のち

昼過ぎから雨が上がって、まだ雲が多いものの、日が射して来ました。
雨上がりの空は久し振りな気がします。

外に出てみたら、結構暖かくて、ちょっと、拍子抜け。さっきまで、屋内ではストーブをがんがん焚いていましたから。
庭のパンジーが元気そうにしているし。


 ****読書記録***

有栖川有栖 『壁抜け男の謎』 読了。
    
   この作家の違う側面を読んだような気がして、爽快。お得な短編集。
   異形コレクションに寄稿した短編は、ひょっとしたら、続編が書けるのでは。
   ネタバレになるが、こういう設定は、非常にツボ。伝奇アクション小説として書いてもらえないだろうか。
   それとなく、期待したい。

朝から雨が降ったりやんだり。 
ぐずついた、はっきりしないお天気と、ラジオも言っています。 
この冬三番目の寒さなのだそうです。

車の外に出ないで撮影するから、こんな、わかる人間にしかわからない(つまり撮った人間にしか)写真になる。

心まで寒くなっては、だめじゃにゃ~か。



 → 
今日は忙しい天気でした。

朝のうちに土砂降りだった雨が、昼下がりにはぽつぽつとなり、午後8時現在には、ほぼ止んでいます。

でも、夜空に雲は大分多いみたい。

意識して、天気のことを記しています。簡単過ぎますが、此れも一つの記録。
いつか、何かの役に立つと信じて。

冬は、他の三つの季節と違って、曇りの日の方が、晴れの日より、気温が高いそうです。雲に遮られて、水分が蒸散する確率が低いのが、一つの原因とか(違ったかな?)。

冬は寒い方が良いですね。やっぱり。異常気象はもう、沢山。

ヒヤシンスが咲いているそうです。色は黄色だとか。多分薄いクリーム色の事だと思う。鮮やかな黄色いヒヤシンスと言うのは、あまり思い浮かばないから。
21FEB-02.JPG
私は見なかったけれど。球根から咲く花も良いな。

探せば見付かる春。何処かのお家に入り込んでシャッターを押す訳にもいかず。四苦八苦。

だから、春を見つけるのは、とても楽しい。
あ、そうだ、asaghiさん、知っていました?!

『クロッカス』と言うのは、現存する唯一のシュメール語だって、世界史の本に書いて有りましたぜ。
   
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